今月の1枚
床: |
探源斎筆 祥雲 |
|
花: |
ヌマスグリ(ブルーベリーの和名)、 セイオウボ(西王母:ピンク色の椿) |
|
花入: | 備前 徳利 陶弘造 | |
香合: | 山中 松島蒔絵色紙 華正作 |
当教室の特色
もともと茶道は一服のお茶を点てて、ともに味わい楽しむのが本来です。
主は客の立場に立ち、客は主の立場に立って、お互いに助け合いながら一会の茶を楽しむことで「思いやりの心、おもてなしの心」が育まれます。
お茶は、まだ一般の生活とはかけ離れた存在のように思っておられる方も多いと思います。
しかし実際は「日常を非日常化する」ことで「日常の礼儀作法」が自然に身に付きます。
お稽古を続けると次第に美術・建築・料理等々、たくさんのことに興味が湧いてくるでしょう。
気軽にのんびり、ゆったりと自分のペースでお茶を楽しみましょう。
稽古風景
お稽古は年齢や性別に関係なくカジュアルに楽しめます。
少しずつ自分の世界を広げ、ホッとする時間を作りませんか。
お茶は炉の時期(11月~4月)と風炉の時期(5月~10月)に分かれます。
私たちが観光地やデパートなどでよく見かけるのは、季節に関係なく茶室も必要ない立礼(りゅうれい)という茶席です。
立礼卓(りゅうれいじょく)という机で椅子に腰かけお茶を点てます。
お客様も椅子に座ってお菓子とお茶をいただきます。
他にもお釜や水指の用意がなくても急なお客様をもてなせる「お盆立て」や「茶箱」、「流し点て」などもあります。